良い眼鏡が集まる

2012.05.29 Tuesday

10年程前、良い眼鏡を一生懸命探していました。しかしその頃は良い眼鏡を見つけても、いつも門前払いのような状態で、悔し涙を流していました。

良い眼鏡を作りだす人たちは、お店が欲しがっていても簡単には取引をしてくれませんでした。
取引店のコンセプトなど取扱い条件は、当時の私どものお店としては大変厳しい内容でした。

でも、諦めずひとつひとつ積重ねて今の取扱いラインナップになっています。
諦める訳にはいかなかったんです。喜んでもらえると思える眼鏡は、そこにしかなかったので。

現在、声をかければ商品の紹介をしてもらい、どこからともなく当店のことを知り商品を紹介しにやって来ていただくまでになりました。良い眼鏡を見逃すことのない環境が整ってきているように思います。

あとは、取扱いメガネになるには当店のタイミングのみの問題だけになっています。

本日も、良い眼鏡を見ることができました。ありがたく拝見させていただきました。

お土産までいただきましたよ。
あとは、当店のタイミングだけですね〜。頑張らないとっ。

良い眼鏡との出会いが、皆さまとの良い出会いにつながっていきます。本日も
I様。リングがモチーフのBCPCのフレーム(click!)をサングラスとしてご購入していただきました。
本日はお渡し日で、ご注文時にはお孫さんを含めご家族でご来店いただいたのですが、皆さんとても明るくて楽しい雰囲気で眼鏡を選んでいただきました。幸せを感じるひと時です。また、ご家族でのご来店を楽しみにしています。

それにしても、困ったもんだの天気。
雨のたびにシートをしていた“たい焼き屋さん”。「同情するなら買ってくれ!」って感じでした。

強度の人にも楽しんでもらえるメガネ

2012.05.28 Monday

眼鏡を販売する時にいつも気にしていることは“眼鏡を好きになってもらう”です。
「今までどうしても眼鏡が好きになれない。だから普段はコンタクトをしてます。」という方には特に、好きになってもらえるよう魅力的な眼鏡を探しています。

眼鏡が好きじゃない方には、度数の強い人が多く、眼鏡を掛けると印象が変わってしまうことが原因になっている場合があります。これは以前にも何度もご説明している通り“小さいサイズの眼鏡”がおすすめです。過去のブログclick!

でも「小さい眼鏡はどうも物足りない。みんなが掛けているような可愛らしい・かっこいいオシャレな眼鏡が掛けたい!」・・・小さい眼鏡は、シンプルか奇抜(個性的)なデザインの両極端になりがちだと私も思いますので、理解できます。

そこで本日ご紹介するのは、BCPCの新作モデルです。
強度数の方のことを考えてデザインした工夫の詰まったメガネです。

フロントのデザインに対し、レンズをはめ込む部分(リム)は小さく作られています。この数ミリが重要!
さらに、フロントと見えるリムの塗装の仕方をあえて変えることにより、デザインとしても楽しめるよう工夫されています。

フロントの塗装は特殊な印刷技法で凹凸と色を付けているので、独特の質感になっています。
強度が原因でメガネが好きじゃないという方は、是非、ご相談下さい。BC-3133(¥26,250)

度数を考慮してメガネフレームを選ぶことで、メガネをかけた時の印象は大きく変わります!

セルロイド眼鏡とプライド

2012.05.26 Saturday

若い頃の私は、プライドを持って生きてきたつもりもなく責任感が強かった訳でもなく、決してかっこいいと言えるものではありませんでした。でも、何がってハッキリはしていないものの「これだけは譲られへん」みたいなことは人知れずにあったように思います。

眼鏡店を始めてからは「これだけは譲れへん」を強く意識するようになっています。じゃないと迷いができてしまうからです。

「皆さまが求めるもの」「実際に必要なもの」「自分がやりたいこと」「現実にできること」
全てが、それぞれに違うんですよね〜。商売人としてはどれも捨てられない。だから“譲れない”ことは常に意識しておかないと、ただの商売をしているだけで、私が眼鏡店をしている意味がなくなるように思うからです。

その“譲れない”を強く意識している職人さんが、昨日来店してくれました。マコト眼鏡さん。
技術の高さからあらゆるブランドのアセテート・セルロイドの眼鏡の製造を任されています。

そんなマコト眼鏡が、徹底的にこだわり手間を惜しまず作りだしたオリジナルブランドがあります。
『歩』AYUMI(click!) 当店での取扱いが決まりました。

『歩』を店頭でご紹介できることは皆さまにもきっと喜んでいただけることになると思いますが、私自身が真摯に眼鏡と向き合う職人さんと交流を持てることは、取扱いすること以上にお店づくりの未来につながるように思っています。

『・・・』クラブに入会

2012.05.25 Friday

福井から眼鏡職人さんが来てくれたんですよ。
お土産に越前そばをいただきました!ありがとうございました!

取扱いの眼鏡が増えることになると思います。時間がないので今日のご報告はここまで。
あっ!ひとことだけ、勉強になって楽しい時間を過ごせました。

タイトルと言い内容も、分かりにくいブログになり申し訳ありません。詳細は後日にします。

それって本当に日本製の眼鏡!?

2012.05.24 Thursday

数日前の新聞記事に、厚生労働省の統計によると現在、眼鏡は年間約57万個が国内で生産され、約2,557万個が輸入されているそうです。

この統計が正しければ、国内でみなさんが目にする眼鏡は98%が輸入品で、日本製の眼鏡はわずか2%しかないということになります。

2%って、もうレアと呼べる商品ですよね。
その割りに、『made in japan』の刻印よく見ますよね〜。なんでだろ〜。

あくまでも聞いた話しですよ。生産は海外でして、最終行程の組立やメッキのみなどを国内でするだけで『made in japan』になるケースがあるとかないとか・・・

当店で取扱いの眼鏡は9割くらいが純国産です。それもネジひとつから全て国産使用のモノが殆どです。何故そんなにはっきりと言えるかというと、デザイナーや製造関係者を知った上で買付けを行っているからです。日本製にこだわっていると言うわけではありませんが、良いモノを探していると、いつの間にか純国産の眼鏡が9割近くになっていました。国外ブランドにも良い眼鏡はたくさんあります。

どちらにしても、信頼できる眼鏡を販売するよう努めています。
海外で生産される眼鏡の品質の良さで、個人的に注目しているのは、北欧で生産される眼鏡かな。